深田貴美子の動向

2015.05.09記事一覧へもどる

8日(金)「市民生活向上最優先」で活動をスタートしました!

8日(金)「市民生活向上最優先」で活動をスタートしました!

初登庁、事実上の着任となりました。
今期は、市役所正面玄関にて、「1番乗り」で受付をすませました。早速全員協議会にて、初顔合わせをし、代表者会議が開催されました。議席は、「4番」。最前列のセンターです。

そして、私は「会派に属さない議員」として活動をいたします。地方議会は、「市民の代表」ですので、議員個人単位が原則です。
従って、武蔵野市議会は、「政務調査費年間48万円」を「会派」ではなく、「個々の議員」に支給しています。(注1)

「会派」とは、概ね政党を中心に、思想が近しい議員同士でグループを結成し、議会運営に携わる組織体です。「会派」に属すると、代表者会議、議会運営委員会、代表質問、予算・決算委員会にて発言をすることができます。
一方で、武蔵野市議会は、「会派に属さない議員」の活動を、昭和58年から「議会運営にはオブザーバーとしてのみかかわらせる」「予算・決算委員会には参加できない」など、「特段の制限」をかけています。

市民のみなさんからは、「会派に入らないとなにもできない」と思われている方がおられますが、それは違います。議会活動の柱は、「年4回の定例会における一般質問」と「常任委員会における質疑」にあります。まさに、行政のチェック機関としての機能です。

一般質問では、日頃の市民生活の課題を取り上げ、政策の方向性や事業の課題を指摘します。常任委員会では、行政からの報告を踏まえ、課題解決に向けての多様な角度で質疑を行います。どちらも、議員としての「日頃の議会活動および研究と研鑚」が問われる真剣勝負の場面です。

むしろ武蔵野市議会の問題は以下のとおりです。
1) 平成25年度までの議会改革を一定の成果とし、「今後も」としながら、平成26年度から「議会改革」が事実上休止の状況になっていること。
2) 1年間の議会活動の集大成である「予算要望」を、「書面にて回答はしない」という行政側の申し入れを受け入れ、「懇談会」というあいまいな位置づけとしていること。(注2)

いずれにせよ、「隗より始めよ」!
議会のことは、議会自らが取り組まなければ、聖域化してしまいます。
市民のみなさまのあらゆる課題解決にむけての自らの資質を向上させ、議会そのものの革新度=「鮮度」を取り戻すためにも、①定数を削減すること、②歳費を見直すこと等の「議会改革」を再開することが重要です。

(注1) 三鷹市議会では、「会派」ごとに調査費が支給されています。
(注2) 三鷹市議会では、「書面にての回答」の予算要望が行われています。

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