深田貴美子の動向

2015.04.15記事一覧へもどる

「共同参画むさしの」様のアンケートに回答しました。

「共同参画むさしの」という、武蔵野市で男女共同参画を推進することを目的とする会から、今回の選挙の立候補予定者へのアンケート依頼がありました。私の回答は以下のとおりです。

1.当選したら、最優先で取り組みたい課題がありますか?

大介護時代を迎えるこの10年間の間に、在宅介護の基礎となる「医療と福祉の連携」を整備し、介 護人材を確保し、きめ細やかな支援体制を確立しなければなりません。また、待機児童解消のための、抜本的な解決にむけて公共施設の在り方を見直します。そ のためにも、自治体の骨格を形成する「条例整備」として、「男女共同参画条例」「子ども条例」「自治基本条例」は急ぎ取り組みたいと考えております。

2.当選したら、最優先で見直したい(廃止したい)課題がありますか?

人口減少・高齢社会・少子化、加えて災害にも対応するまちづくりの展望が必要と考えております。 まずは、行財政改革の一貫(ママ)としての「未利用地・低利用地」の利活用および「公共施設の再配備・再編成」の方針を、10年、20年先のまちづくりの 展望を踏まえて見直す必要があると考えております。そのうえで、グランドデザインと関連する「高さ制限」や、個別の施設の必要性を検討すべきと考えます。

3.男女共同参画条例案について、あなたはどうしますか?

 ① 上程されたら可決に賛成する
 ② 同上 反対する
 ③ 条例案作りから関わりたい
 ④ その他

1,3

4.武蔵野市は昨年決定の都市計画マスタープランにより、建築物の高度制限が導入された一方、吉祥寺など再開発の課題をいくつも抱えています。まちづくりについての見解を伺わせて下さい。

武蔵野市のまちづくりの大命題は、「上下水道」のインフラの再構築にあります。上水道は本管耐震 整備率2.9%で、大規模災害に備えて、一刻も早く東京都との整備に取り組まなければなりません。また、下水道事業は、河川がないことから、浄水場が設置 できない武蔵野市です。武蔵野市がこれまで処理をお願いしている都心の落合・森ヶ崎処理場が満杯となることから、調布市に建設予定である「野川水再生セン ター」の設置は急務です。しかしながら、この課題を解決するための「第二次計画」では、「外環道路を流送経路」とすることになっており、まさに全市的課題 と東部地区のまちづくりの課題の相反する大問題であると認識しております。
まずは、これまでも議会で何度も申し上げましたように「人口減少・高齢社会・少子化社会」を踏まえた財政・税収展望に基づく武蔵野市の将来展望・ビジョン を明確にする」ことが重要です。吉祥寺・三鷹・武蔵境駅周辺のそれぞれのまちづくりは、人口の偏りや年齢構成、地域性志向性も踏まえて、高齢者や子育て世 代の期待に応えられる開発に取り組むべきと考えております。特に吉祥寺は、ブランド力をより高め、エリアを限定しての高度利用を検討するべきと考えており ます。いずれにせよ、これからのまちづくりは、そこの住まう方々、来街する方々、仕事をする方々、学ぶ方々すべての方々へ細やかな愛情を持って取り組むこ とが大切だと考えております。

 5.あなたの政治スタンスを図に書き入れて下さい。

(図は省略)
政治スタンスについては、課題によって異なりますので、申し訳ございませんが、ご質問の主旨に適切にご回答することができません。
強いて申し上げますと、現在の武蔵野市は、「分配派(大きな政府)」に傾斜しておりますので、構造改革の必要性は、かねてより「財政援助出資団体の統廃 合」「団体のガバナンスの向上」「将来展望を踏まえての行財政改革」等ご指摘申し上げております。武蔵野市の税収構造が、多くの納税義務者のたった10% に担われていることを踏まえれば、今後の人口減少・高齢社会・少子社会と武蔵野市も無縁ではございませんことから、極めて深刻な状況と考えております。
余白として、追記をさせていただきますと、「共同参画むさしの」様におかれましては、男女共同参画社会を目指して、きめ細やかな御活動をされておられると 認識しております。とりわけ、社会になかなか目に見えにくい「性同一性障害」の問題などは、多様性を認める社会形成においても、子どもたちの現状把握や支 援体制は急務と考えております。今後も、グローバルには、女性の貧困や差別に基づく人権侵害、戦争やテロによる暴力等、身近な問題としては、DV・いじ め、パワーハラスメント、セクシャル・ハラスメント、マタニティ・ハラスメント等の課題に防止対策と相談・支援体制を武蔵野市内でも構築してまいりたいと 考えております。

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