深田貴美子の動向

2016.10.23記事一覧へもどる

川名雄児市議会議員の誤論に対して 正論その①

川名雄児市議会議員の反論に対して その①
《大事な場面で、2度とも顔を出さない川名雄児市議会議員》

川名雄児市議会議員が、私の発行した「いっぽいっぽ通信第28号」通信内容について、10月17日にコメントをブログに掲載しました。
本「ましゅまろ保育園」事件においては、議会人として看過できない経過があるため、複数回に渡って、事実関係と文教委員長としてのご認識について、お尋ねをいたします。

◎7月13日開催事業者説明会の欠席
「有限会社ベンダーズ」主催の説明会に、文教委員長でありながら、欠席されました。説明会は、事業者が自らを語る大切な場面です。しかも、川名雄児文教委員長は、開催を文教委員会だけに通知したため、出席議員は、公明党浜田議員、大野議員、空(市民の党)山本ひとみ議員のみ。私は市民の方からの連絡で知りました。
事業者は、「保育の理念」も「理想とする保育園像」も語れず、住民に強い不信感を与えました。それでなくとも、事業者は住民個別訪問で、「質問しても何にも答えないじゃないか」と住民に不安を抱かせ、あまつさえ、市長の添え文を持参しているにもかかわらず、菓子折りを添えてしまったため、公職選挙法に違反しているのではと、市民からお叱りをいただいていました。
なぜ、文教委員長・川名雄児市議会議員は説明会を欠席されたのでしょうか。

◎8月4日市主催の住民説明会も欠席
事業者説明会が紛糾したことについて、子ども育成課担当が当然文教委員長に報告したはずです。
にもかかわらず、8月4日開催の「市の説明会」にも、川名雄児文教委員長は欠席されました。
市は、住民の質問に対し、ひとつ一つ回答せず、設置賛成者にマイクを回しながら、実質的な回答を避けました。市が明言したことは、「個別に対応させていただきます」と言うのみの、稚拙な締め括りとなりました。
7月13日事業者説明会も、8月4日市の説明会も、住民および地域からの要望があり、開催されました。7月23日に隣接・近隣および一部地域住民からなる「東町保育園建設を考える会」が発足しており、8月1日付で「考える会」は、邑上市長に対し、7項目にわたる質問と説明を求める要望書を提出しています。8月4日開催の市の説明会は、極めて重大な局面でありました。
川名雄児文教委員長は、市民の当然な「疑問の現場」で、なぜ「聴く」ことをなさらなかったのでしょうか。

◎住民からの面会も、川名雄児文教委員長はお断りになりました。
「考える会」は、8月16日付「市長回答書」に対し、「市の対応の疑義を質すため」に、8月22日に議会に陳情を提出しました。
川名雄児文教委員長は、7月13日および8月4日説明会での「住民と事業者および市とのやり取り」の大事な場面を2つも逃しておられることから、「考える会」は、「陳情主旨を説明したい」と面会を申し入れました。
しかしながら、面会さえも「事前審査にあたる」とお断りになりました。
議案審査ならばいざ知らず、これまでも議会は様々な団体からの陳情や意見書提出にあたり、事前説明を受け入れています。
大事な場面で顔を出さない文教委員長・川名雄児市議会議員。
闇深い疑念と疑問を残しています。

 

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