深田貴美子の動向

2016.09.22記事一覧へもどる

規制緩和の落とし穴!武蔵野市の保育行政に「特集」で迫ります!

《保育所の質は、安全・安心そして継続性の確保が大前提!》
─待機児童の解消に向け、これらが担保できない運営主体は淘汰されなければなりません─


東町1丁目に平成29年4月に開園を予定している認可保育所「ましゅまろ保育園」(有限会社ベンダーズ:所沢市)に対し、多方面から疑問の声があがっています。

新聞各社記事:「難航」(毎日)、「迷走」(産経)、「不信感」(東京)、「危ぶまれる」(朝日)、「不同意」(讀賣)
http://www.sankei.com/smp/region/news/160920/rgn1609200048-s1.html

①「住民説明・合意無き」事業推進
②「審査無し」の「持ち込み提案方式」
③「保育経験ゼロ」の自販機飲料事業者
④「保育理念語れぬ」事業責任者
⑤市の担当者「事業者実態調査・確認無し」
⑥市長・副市長・部長「事業者面接無し」
⑦「起案書無き」行政手続きの怪
⑧市長名の挨拶状を「菓子折り」とセットで近隣挨拶
⑨事業者は「都市計画法違反」監督指導中
⑩財務良好?」自己資金58%は借入金
⑪なぜ「あの危険な宮本小路」に?

地域の方々も、保育園入園を切に待っているお子さんや保護者の方々を、心から応援したい。でも、次から次へと明らかになる「違法」「脆弱な企業体質」「不透明な行政手続き」等に、疑念は深まるばかりです。

参考事例:品川の保育園 開設1年で事業者契約解除
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201608/CK2016081802000129.html

保育は、大切な「子どもの生命」をお預かりする事業です。絶対に事故があってはいけません。
武蔵野市も、行財政改革の中で公設公営の保育園の見直しを図りました。
が、今後のさらなる規制緩和を予想し、「保育の質」を重視した「武蔵野市保育のガイドライン」策定とともに、市の保育の理念を礎にした「公益財団法人武蔵野市子ども協会」を設立しました。「武蔵野の子どもたちの保育の質」を守り通さなければなりません。

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